人間の体内には常時3gほどの鉄分が存在しているそうです。鉄は体外へ排出されにくいので通常の生活では不足しにくい成分なのですが、元来鉄は吸収率が低いため昨今の加工食品やダイエットブームなどで鉄が不足し鉄欠乏性貧血などになる方が多いようです。

 特に女性は整理で多くの鉄が失われるので積極的な鉄の摂取が必要です。

 鉄が不足すると動悸、息切れ、めまい、疲労、免疫低下、集中力低下、下痢や便秘などの症状が現れます。

 鉄には肉や魚に含まれるヘム鉄と、野菜や穀物に含まれる非ヘム鉄の2種類あります。ヘム鉄の方が吸収率が高く、ビタミンCと一緒にとると更に効果的だそうです。非ヘム鉄も吸収率は悪いのですが動物性タンパク質と一緒に摂ると吸収が良くなるそうです。

 また貧血が多い方は一時的に鉄を摂取しても血中の鉄分は増えますが、根本的な貧血の解決になりません。体内に常に鉄が貯蔵されているよう長期的な摂取が必要です。

 "鉄は血液との関係が深く鉄不足による貧血はよく知られています。成人体内に約3〜4g含まれ赤血球のヘモグロビンや筋肉のミオグロビン肝臓のフィリチンに含まれます。細胞内で酸化に働くチトロームなどの酵素の成分にもなっています。"

 "食品から摂取された鉄は小腸から2価の鉄イオンとして吸収され血液中に送り出され利用されます。一日に必要な12gを摂るためには日頃からの努力が必要で鉄を含む食品を心掛けて摂るようにしたいものです。レバーやカキなどの動物性食品に含まれる鉄は摂取量の15〜20%が体内に吸収されますが海藻や野菜などの植物性食品に含まれる鉄は2〜3%しか吸収されません。鉄はビタミンCと一緒に摂ると吸収がよくなりますので植物性食品は鉄の吸収をよくするためにはビタミンCや蛋白質と一緒に摂ることが吸収率アップに繋がります。"