カリウム

 カリウムの代表的な作用としては、血圧降下作用です。上述の通りナトリウムを摂りすぎると血圧が上昇しますが、この時体内ではナトリウムを排出し、カリウムを取り込むことで血圧が正常に保とうとします。この場合カリウムが不足すると血圧の上昇を招く結果となります。

 カリウムは多くの酵素を活性化させる働きがあり、それ故間接的にカリウムは筋肉のエネルギー代謝や神経伝達、筋肉の収縮を補助する作用があると言われています。その効果としてカリウムは腸内の筋肉を促進することで便秘が改善されたり、腎臓における老廃物の排泄を促したり、むくみをとる働きがあると言われています。またストレスを改善する作用もあり、これらの働きからカリウムにはダイエット効果があると言われる場合もあります。

 カリウムは多くの自然食材に含まれるミネラルです。通常の食生活を送っていればカリウムが不足することはあまりないと言えますが、加工食品が多くなってきたことやストレスなどにより、カリウムが不足する可能性が高くなってきているようです。

 カリウムが不足すると高血圧をはじめ、無気力になったり夏バテ、不整脈や心不全を起しやすくします。

 逆に腎臓の機能が低下している場合は、カリウムが排出されず高カリウム血症になる恐れがあるので注意が必要です。

 "体内に約200gくらい含まれます。血球・細胞の内液に多く含まれます。ナトリウムと共に細胞内の浸透圧の保持酸アルカリ平衡の保持に重要な働きをしています。ナトリウムを排泄する働きがありカリウムを摂ることで高血圧などの予防に役立ちます。水分の摂りすぎによって排尿が増えたときなどカリウムも一緒に排泄されてしまうので十分に摂ることが必要です。カリウムは生の野菜や果物・芋・豆類・海藻などに多く含まれますが水に溶け出てしまうので茹でる・煮るなどの調理によってかなり失われてしまいます。"