マグネシウム

 マグネシウムは人体内にも存在するミネラルで、植物にはクロロフィルの成分として含まれています。

 カルシウムに対するマグネシウムの摂取比率が高いほど、虚血性心疾患による死亡率が低いことが確認されています。カルシウムとマグネシウムの理想的な摂取バランスは2:1〜3:1です。

 なお、マグネシウムは成人男子で280〜320mg/日・成人女子で240〜260mgを1日の摂取量とし、上限は650〜700mgとされています。一食分にマグネシウムが多く含まれる食品には、アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツ、ホウレンソウ、干しひじき、納豆などがあげられます。

 激しい労働をする人、胃腸や腎臓に慢性的な疾患のある人、高齢者、妊婦、授乳婦などはマグネシウム不足になりやすので気をつけましょう。また、お酒や牛乳を多く飲む人、ストレスが多い人、激しい労働をする人もカルシウム摂取量に比例した量のマグネシウムを取るように心掛けましょう。

 "体内に約30gくらい存在しその70%はリン酸マグネシウムとしてカルシウムと共に骨や歯に存在します。それ以外は筋肉・脳・神経に存在し筋肉にはカルシウムの3〜5倍含まれています。マグシウムは細胞内に存在し不足すると骨組織から放出されます。マグネシウムは骨から放出されるときマグネシウムの5倍のカルシウムも一緒に放出されるため余分なカルシウムが細胞内に進入して筋肉を萎縮させます。 つまり骨粗鬆症の予防にはカルシウムと一緒にマグネシウムを十分に摂取することが大切だということです。また慢性的な摂取不足は虚血性心疾患を引きおこすことやマグネシウム投与によって高血圧・動脈硬化・糖尿病などの症状が改善されることが解りこのような病気の予防のためにも必要なミネラルだとされるようになってきています。マグネシウムはふだんから食事をきちんと摂っていると不足する心配はありませんが最近はマグネシウムが含まれる”穀物や豆類・海藻”などの摂取量が減り現代人には不足しがちなミネラルです。マグネシウムの吸収率には個人差がありストレス・過食・リンの摂取不足などによって尿中排泄量が増加します。マグネシウムは過剰に摂っても腎臓から排泄されるミネラルです。"